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ホテルからのお知らせ

ホテルマンと漁師の釣り情報

2005.10.03

VOL.4 チダイ狙い。しかし…

9月28日(水) 晴れ 長潮 波高1m 満潮5:17 干潮11:45

今回の狙いはチダイ。

釣りのメンバーはホテルマンの私と漁師さん、そして板前の生野さんに、まっちゃんのいつもの4人。
午前8時20分に出港。漁港から10分程でポイントに到着しました。

   

今回は竿を使って水深40~50メートルを攻めました。
仕掛けは漁師さんが用意してくれた釣り針が2つ付いた銅付け仕掛けを使用。エサは赤エビ。波が高い上に、かなり風も強く、コンディションはあまり良くありませんでしたが、この日は開始直後から終了までずっとアタリがありました。

船頭さんの腕前に感謝です。

   

   

最初にチダイをヒットさせたのは、メンバーのなかで一番経験の浅い私。続けざまにチダイ2匹をゲット。

漁師さんからも、「修行の成果がかなりでてきて、勘が良くなった。」と嬉しいお褒めの言葉もいただきました。

さて、今回ターゲットのチダイですが、なんと言ってもアタリが違う。巻き上げる最中に何度も強い力で引き戻そうとするので本当に面白いのです。

漁師さんから「バラさないようゆっくり巻くように」とアドバイスをいただきながらホテルマンの私は、「釣りパックのお客さんも、きっとこの“強い引き”の虜になるだろう!」と確信しました。

この日はチダイ以外にもトラハゼ、ホゴ、ハゲ、メバル、ギザミなどが釣れ、中でもまっちゃんが釣り上げたメバルはこの日の一番で、ひときわ輝いていました。

今年は9月の終わり頃というのに水温が高いので、チダイは水温が下がる10月以降が本番になるでしょう。そして、私は今回、私共が提供している“五目釣り”の楽しさは、海のコンディションに合わせて色々な釣りが体験できることだと思いました。

舟釣りは4回目で未熟者の私ですら、「この引きはチダイ」「これはホゴ」「これはハゼ」とだいぶわかるようになりました。また、色々釣れると食べる楽しさも違います。後半では、私の食いしんぼパワーが炸裂します。

  

釣果はこの通り
   
開始後1時間

   
開始後2時間


開始後3時間

 

【板前さんからワンポイントアドバイス 第3回 鯛の野菜たっぷりイタリア風ムニエル】

ひとこと言わせてください。釣りながら食べる楽しさをイメージしましょう。

なぜこのようなことを思ったのかというと、今回の対象魚はチダイだったのですが、同じポイントにはトラハゼ、ホゴ、メバル、ギザミなどがいて、全部チダイが釣れるとは限らないのです。

食いしんぼの私は、釣りながら、「これは天ぷら。これは刺身。これは味噌汁。……」と料理のイメージが頭の中を駆けめぐります。

特にトラハゼは大きな魚じゃないのでがっかりされる方が多いのですが、トラハゼの天ぷらは絶品です。

三枚に下ろして小麦粉を付けて揚げるだけ。天ダシなんか要りません。レモンを搾ってカリカリの衣の状態で味わいます。
身はふかふかで全く臭みもなく、これこそ極上の天ぷらと思います。
その他、ホゴは釣り情報のVOL.2の調理法以外にも、今回私は初日は味噌汁として、2日目はチリ鍋にして味わいました。

みなさんも釣った魚はアイデアを絞って最大限に味わってください。

1.内臓や鱗をキレイにとって、タイを3枚におろし、軽く塩・コショウをします。新鮮な魚は、焼くと身が反ってしまうので、身(皮の面)に切れ目を入れましょう。

2.オリーブオイルを熱して、小麦粉を皮の付いた面に付けて、まずは皮の付いた面から焼きます。焼いた面がきつね色になったら裏返します。

3.魚に添える具を作ります。具材は25センチ程度のチダイの場合、トマト1、ピーマン1、タマネギ4分の1、人参10分の1、占地4分の1、ナスを4分の1、ニンニク1かけらを写真のように小さく切って下さい。

4.オリーブオイルを熱してニンニクを入れ香り付けをし、それから人参など火の通りにくいものから順に入れてます。調味料は塩・コショウ少々、味醂小さじ1、醤油小さじ1、オレガノ・バジル2ふり、仕上げに赤ワインを90?入れて一煮立ちさせます。

5.ご家庭では必要ないかもしれませんが、アラに小麦粉を付けて揚げると、盛り付けに利用できます。皿にアラを置いて、その上に具をかけて、最後に身をのせ完成。野菜もいっぱいとれるので栄養満点のお手軽イタリアンです。

 


ホゴの味噌汁

鱗や内臓をキレイにとって、一度熱湯をくぐらしてから、冷水に入れ、再度、鱗や血や内臓を取り除きます。そして、いりこダシにぶつ切りにしたホゴを入れて煮立ったら味噌を加えます。最後にお酒を少し落とすと良いでしょう。白髪ネギも忘れずに。


トラハゼの天ぷら

三枚におろしたトラハゼに小麦粉を付けて油で揚げるだけです。下処理が面倒臭いと思われるかもしれませんが、それに見合うだけのおいしさです。天ダシよりも、レモンを絞って食べた方がトラハゼの繊細な風味が味わえます。


メバルとハゲのお刺身

メバルやハゲは刺身を薄く引きました。ハゲの肝は鍋に入れ、水を張って沸騰するまで煮ます。これを醤油やポン酢に溶いて召し上がります。できればカボスも用意しておきたいものです。

 

当ホテルをご利用いただいたお客様からのメールを紹介

旅行番組“るり色の砂時計”で当ホテルの釣りパックを知り、会社の慰安旅行で福岡県からお見えになられました。女性やお子様にも喜ばれたようなので、私も安心しました。


件名:御礼! 柳井グランドホテル 松前様
先日は、大変お世話になりました。
『究極の体験型グルメツア-』 の題名通り、思い出に残る旅行ができ、全員喜んでいます。
夕食の魚三昧に始まり、翌日の船釣り あの竿あたりのビビビッ!のしびれを何度も感じ、あじ150匹、小ダイ15匹、雀ダイ50匹、あらかぶ、カワハギ、等大漁で、大満足で帰宅致しました。
又チャンスがあれば企画したいと思います。幹事 徳永
追伸 早速にカレンダーありがとうございました。