2022.06.03
笑いあり、涙あり おもてなしの悪戦苦闘! VOL.115
5 ヶ月ぶりのニュースレターです。前回は柳井グランドホテルの新事業 e スポーツについて説明をさせていただきました。e スポーツ対応のホテルとして 4 月にオープンして、おかげさまで人口約 3 万人の山口県柳井市におきまして e スポーツのご利用が増え始めております。いろんなご利用のケースを想定していますが、簡単に言えば対象は「家族」「学生」「高齢者」の3つになります。
「家族」といってもお爺ちゃんとお孫さんが宿泊してスイッチを楽しむとか、社会人の女友達が二人で宿泊して対戦を楽しむとか、小学生のお子様がお昼の時間帯にハイスペックゲーミング PC をシングルのお部屋でとか、出張の方が宿泊のお部屋でハイスペックゲーミング PC をとか、個人的なご利用という意味で「家族」と言っております。
「学生」というのは「e スポーツ部」「コンピューター部」の合宿です。夏休み期間中にご予約を頂いております。泊まって、食事をして、e スポーツの練習をします。
「高齢者」というのは「老人クラブ」や「高齢者施設」を想定しておりますが、現在のところ団体のご利用というよりは、ご家族でご利用の中にお爺ちゃんやお婆ちゃんがいらっしゃるという感じです。
「その他」の利用法として、高速有線 LAN を使用してお昼にシングルのお部屋でテレワーク、会議室でオンライン会議やウェビナー(オンラインセミナーのこと)が、計画段階での想定以上にご利用が多いです。特にプレゼンで動画を流したり、海外と繋がる重要な会議などでは通信環境が不安定では画像や音声が途切れるリスクがあるので Wi-Fi(無線)ではなく高速有線 LAN が好まれます。
他の e スポーツ施設にない柳井グランドホテルならではの特徴は、1 人でも、2 人でも、4 人でも、15 人でもご利用人数に合わせてホテル内のどのお部屋でも e スポーツの機材と高速有線 LAN が利用できるという点です。
近況報告はこれくらいにして、久しぶりに食べ歩きの報告をします。実はここから先の文章はすべて 2021 年秋に書きました(以下はすべて昨年の原稿です)。
大好きな食べ歩きを控えめに再開しました。今はまだ近場で短時間、1 人での放浪記です。今回は私のコロナ禍での息抜きの一例をご紹介させていただきます。
①「冒険はしない」
昼の限られた時間に行くので店を予め決めておきます。アタリかハズレかもわからないお店には入りません。
②「メニューを見ることなくお目当ての料理を注文する」
お店にはたくさんの料理がありますが、『この店に行ったらアレ!』というお店自慢の料理というのがあります。最低でも 3 軒のお店を巡るなら、これという料理をアテにビールをグイッと飲んだら私はすぐに店を出ます。
③「13~17時の時間帯に開いているお店を見つける」
昼間1人静かに料理とお酒を楽しむにはこれが大変重要です。むしろランチタイムの混んだ時間帯ではなく敢えてその後の4時間を狙うのがゆったり楽しむコツです。
この日は写真上の料理を食べた後、風情のある立ち飲み屋で串カツにハイボール。その後3軒目で左上写真の牛の矢先刺し(心臓)をゴマ油と塩を付けて口に含みサッポロ赤星で流し込む。2品目のボイルした厚切りの豚頬肉(写真下)をネギと一味唐辛子をたっぷり入れたポン酢につけて、こちらは麦焼酎のロックと合わせました。
食べ歩きの時間は夢のようにあっという間に過ぎます。好きなことをして気分転換をすると考えがまとまったり、アイデアが湧いてきたりして良い効果があります。今回は生意気にも「食べ歩きの流儀」みたいなもの言いになってしまいましたが、そのようなつもりはまったくありません。コロナ禍で飲食店に行くことが悪のような
風潮がありますが、1 人で静かに飲食を楽しむのは危険なことではないと思うので詳細にお伝えいたしました。
ダイエット実践報告その 109「今にして思えば」
ずっと体調が良いです。毎朝5時前に自然に目が覚めて疲れもきれいに消えています。10年間適度な食事制限と運動を継続して体重をキープした効果なのか?毎日お茶をたくさん飲むからか?黒ニンニクを毎日食べるからか? …… よくわかりません ( 笑)。毎日お酒を飲みますが、それは精神的には良いかもしれませんが、飲酒のおかげで体調が良いということはないことくらいは私も自覚しています(笑)。
22 歳から 20 年間、先代が急死して引き継いだ借金を完済するために働きまくりなんとか引き継いだ借金は完済しましたが、それと引き換えに学生時代に蓄えた体力の貯金もゼロになっていました。42 歳の時『またゼロから体力の貯金をしよう』と決断したことが今につながっているような気がします。
42歳までの私はとにかく元気でした。深夜までお酒を飲んでお客様に付き合っても、朝は毎日 3 時から目覚まし時計もなしに目が覚めて、すぐにハイテンションで仕事をしていました。一日も休むことなく働く毎日だったので、とにかく食べることだけが楽しみでした。友人の勧めで野球チームにいくつか所属して 30 代までは助っ人と呼ばれていましたが、100キロを超えた頃から腰痛が慢性化して、本気で走るとすぐに肉離れを起こしたりして体が思うように動かなくなりました。
仕事がやっと人並みにできるようになって、『これからは楽しむことも始めたい』と思うようになった頃には寝返りもできないほど腰痛が悪化していて、パンパンに太った体はあらゆる病気の原因となることは明らかでした。
根本から考えるとすべての解決策は長期戦を覚悟することになります。短期で得られるものは短期で失うような気がしてなりません。現在ホテルはコロナで大打撃を受けています。新事業の e スポーツを始めましたが、ホテルの売上をコロナ前の状態まで戻すには時間がかかります。
長期戦を戦いきるには健康が欠かせません。仕事をするにも遊ぶにも大前提は健康ということに 42 歳の時に気付けたのは非常にラッキーなことだったように思います。
【今月の学び】体重が 110 キロあった頃は夕方 4 時頃になるとおやつにビッグマックセットを食べていた。
めざせ TOEIC Test 700 点オーバー~ホテルマンのドラゴン桜~ その 89
「類推して突破する」
皆様こんにちは。柳井グランドホテルの松前篤始です。今回は英語学習のお話ではなく、私がテレビを観ていて感じたことを書かせていただきます(原稿は 2021 年 9 月のものです)。
先日東京オリンピックが開催されました。1996年に生まれた私にとっては、自分の国で開催されるオリンピックは実質初めての経験です。1998年に長野で開催された冬季オリンピックは流石に記憶がなく、歴史の教科書の最終章で学習するような過去の存在でした。ありがたいことに五輪期間中はご宿泊のお客様が多く、仕事に集中していたためあまりテレビの前で代表選手を応援することはできなかったのですが、唯一タイミング良く視聴できたのが野球の決勝戦です。対戦相手は強豪のアメリカチームでした。結果は日本の勝利でしたが、かなり僅差での決着でした。
私は中学・高校と野球部だったので、画面に表示される成績の指標は理解できます。ただオリンピックがいつもと違ったのは英語で成績表示されるシーンが非常に多かったことです。成績は指標と数字が同時表記されるので英語でも大体の意味は理解できますが、たまに「なんだこれ?」と思う指標もありました。
例えば「AT BATS」という指標です。これは全く見覚えがなく、意味をすぐに調べると「打数(打者が投手と対戦した回数)」だということが分かりました。今はスマートフォンがあるので辞書を引かずとも意味がすぐに分かるので大変便利です。
しかしこれが TOEIC の試験だったなら調べることはできません。野球の指標のような専門分野の単熟語が出題されることはほぼありませんが、先程の野球中継での成績表示を「項目と数字の一覧表」として考えると、TOEIC でよく見かける施設の料金表や掲示板にも同じような読解力が求められると思います。
料金表や掲示板を参考に解答する問題は筆記・リスニングどちらも多く出題されています。こうした問題では英単語を覚えた数や英文を読むスピードではなく、分からないポイントを発想力で打破することが正答率に大きく関わってくるため、インターネットで英語にまつわる様々なものを検索して、分からない情報を他の情報を元に類推する力を養うことが得点向上への近道かもしれない、と感じました。
何気なく観た五輪中継で重要なことに気づきました。問題集や単語帳に固執せず、日常生活からも英語学習のヒントを見つけていきたいと思います。
スナップ写真館