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お客様実体験

釣りパック体験記

2010.10.30

『これこれ、この引きがたまらん!!』

 

『もしもし どうよ 調子は?・・・こっち? 足の裏大が3~4枚は釣れちょるよ・・・』

例年天気が良い確率が高いとされている体育の日は、今年も裏切ることなく、ぶちよく晴れ、海も『ベタ凪』という最高条件の中、5回目となる鯛釣りに我々は上関へ戻って来た。

メンバーは5年連続が4人、昨年いい思いをした1人、そして初参加が2人の7人。舟は2艙になったので『陽気なおじさん率いる4人』と『鯛レンジャーyuuki率いる3人』に分かれたが、釣果を競うということになり『バトル開始』

毎年、最初のポイントまで15~20分はしるが、今年は港から5分。なんでも、上関大橋方面からと、祝島方面からの潮流が交わるポイントで釣果が期待できるとのこと、よく見ると潮流がぶつかってできる『小さな渦』があちらこちらに見え、その下では鯛もぶつかっている?・・・と思うと、疑うこともなく我先と錘を海底へ沈め当たりを待った。

すると期待通りの当たりが次々と、手の平大は続々と上がり、たまに足の裏大の鯛。1時間後に舟の生けすがなかなか賑やかになったなぁ~と思ったその時、竿を持って行かれる様な引きが!

『よぉ~っし今年も来たでぇ~』
『これこれ、この引きがたまらん』

巻き上げるラインの色が青から赤へと変わる、そろそろ赤い魚影がと思ったら、今度は横に走る。『なんじゃこりゃあ!』『バラしてたまるかと奮闘!』すると黒っぽい魚影が。『鯛じゃないぞ・・・?』『ハゲや!』ハゲがこんなハゲ(激)しいアクションをするとは5年目の新発見。『上関の激アツ ハゲ』と勝手に名付けた。

さてさて、もう一艘の方はと・・・目を凝らして探すと遠くて、多分あの舟かな?という感じで、互いの舟が近距離で釣り合うことは最後までなく、きっと『バトルの成果=漁師さん達の腕』という構図となったのだろう。いつもなら引き上げる時間帯にも関わらず一向に撤収の連絡はない。きっとあっちの舟は釣れちょらんのよぉ~と憶測が飛んだ。

そしていよいよ撤収の合図。港に上がると、釣果は憶測通りで鯛レンジャー率いる3人と少ない舟の方が多かったが、大物は陽気なおじさんの舟が足の裏特大(40cmオーバー)の鯛を3枚。 そこで、負けた方の漁師さんが『何や!wataru(漁師Jr)も釣ったんか?そりゃあ反則じゃ。ありゃあ漁師も顔負けの釣りテクを持っちょるからのぉ~』・・・確かに、一番釣りよった。

最後に、みんなが毎回楽しみにしている浜料理は、見事な魚づくし、中でもシンプルで素朴なゲソのかき揚げは大好評で美味かった。

今年で5回目となる『釣りパック』は年々参加者の欲と持ち込むクーラーBOXが大きくなっているが、それにさりげなく応える松前さん率いるホテル組と漁師さん組、面と向かってはなかなか言えない照れやな参加者ばかり?ですが、帰宅時の車内で夢見心地の寝顔が全てを語っていました。 『今年もぶち楽しかった。また来年が楽しみじゃと』

愉快な釣りプランに感謝。ありがとうございました。

記 鯛レンジャー yuuki 2010.10.30