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お客様実体験

釣りパック体験記

2006.11.01

釣りパック体験記番外編『登山→テニス→グルメ→金魚ちょうちん』

あと700mの急坂畦道

体験記 『チャレンジ ハイキング in 琴石山』

『松前さん、今から登る琴石山ってどれですか?』
『うーん・・・あの山です』
『えっ?どれです?』
『あっ!あの山ですよ!!確か?』
『えっ?確かって・・・登ったことあるんじゃないんですか?』
『もちろん!ありますよ・・・幼い頃』
『おっ幼い頃? ・・・ 大丈夫かいな???』

・・・今年で4年連続でお世話になる、柳井グランドホテル。それは恒例のテニス部合宿。
我々は、いや私は、柳井名物男の松前さんと真剣に幹事として、勝負したいと意気込む若輩幹事。初年度こそお世話になりっ放しだったが、翌年からは強化テーマを決めて勝負。

ちなみに、2年目は『リスト強化合宿』として【釣りパックに参戦】3年目は『メンタル面強化合宿』として【ゴルフパックに参戦】・・・ここまでは、強化テーマは考えたとはいえ、松前さんの手の内!そこで4年目となる今年は、柳井グランドホテルに無い企画で勝負に出た。それは・・・『体力強化合宿』と銘打ち、『山登り(ハイキング)』である。

流石の柳井名物男の松前さんも即答はできず、しめしめ。しかし、出来る男は違う。即日、心当たりのある山をいくつか紹介してくれた。・・・やっぱし、やるな!!こちらの希望としては1時間で登れる山をリクエスト。
結果、標高545mの琴石山に決まった。

登山前に見せる、余裕の表情

しかし、流石に一番下の登山口から登ると、1時間は有に超えるということで、5合目まではマイクロバスで行くことになった。しかし5合目までの道中は並大抵の道路ではない。・・・これ通れるの?という道を、柳井名物男は突き進む。

話によると、事前の下調べは完璧ということだが、乗車メンバーの不安は募る。ところが、その不安をよそにプロ級の腕前を持つ柳井名物男は、黙々とハンドルを操り、気がつけば5合目まで辿り着いてしまった。『さぁ?これ以上はバスで行くことは不可能なので歩いて下さい』と言われ、バスを降りるとそこには、頂上まで3.2Kmの看板が立っていた。

さぁ?ここから、今回のテーマである『体力強化』トレーニングの始まり。各々、自分のペースで山登りを始めるものの、最年少は2歳。流石に100mも登らぬうちに『抱っこ』とSOS発信。想定はしていたものの、2人のパパは2歳児を抱っこしての過酷な登山が始まった・・・。

途中、『こちらが頂上への近道』と誘惑する看板がいくつもあるものの、堅実路線の平均年齢45歳の部員は黙々と舗装路を登る。登って判ったことだが、背の低い乗用車であれば8合目まで車で行けるのだった。

全員登頂 見よ!この清々しい表情を・・・眼下には瀬戸内海の島々が一望できた。

そして迎えた、頂上までの最終アタック!看板には『あと700m』と表示。意気込む部員は我先にと歩を進めるが、ここからは舗装路ではない『急坂の畦道』最後の力を振り絞りながら歩いて行くと、木々の間から瀬戸内海に雄々と浮かぶ周防大島が見え、残り少ない体力を回復させる。そのうち頂上が見えてくると、木々はなくなり辺りは岩山と化した。

・・・そして登頂。参加者誰1人としてリタイアすることなく大人18名、子供8名が山頂で、清々しい空気を一杯に吸い込んだ。こうして、柳井グランドホテル初めての試みである、チャレンジハイキング in琴石山 は成功裏に幕を閉じた。

その後、タフMAN達は半日、本業のテニスを柳井ウエルネスパークで満喫し。柳井グランドホテルで忘年会を迎えることになる。ここからは、例年通り大盛況。そして毎年グレードが上がっている料理は、来年へのホテル側の布石?

目が離れ過ぎじゃない?

翌日も、重たい体を引きずりながら、柳井ウエルネスパークでのテニスは続く。しかし、2日続けてテニスを見ていた子供達は退屈。ということで、柳井体験プランのうちの『柳井金魚ちょうちん造り』体験を子供達にさせた(要予約) 当初、指導者の方は大人と思っていたらしいが、飲み込みの早い子供達は、絵筆を進ませる。

約3時間に渡る体験ではあったが、あっという間であり見ていた大人も『やればよかった』と思うぐらいの充実した内容であった。最終的には昼からどしゃぶりとなった為、2日目の予定は途中で打ち切りとなったものの、満足のいく4年目の柳井合宿でした。

来年はいよいよ節目の5年目です。またお世話になるかどうかは約束できませんが、毎回楽しませてくれる松前さんに、感謝の意を込めて・・・【ありがとう】また会える日を楽しみにしています。

○○化学工業 テニス部 万年幹事

全員 上手に出来ました。