今回は「頑張ろう!」という話ばっかりです。
根性のない私は、頑張ろうと決めてから1時間後には、
『明日からね』
と誰かのささやきが聞こえてきます(笑)。実は娘が学校の宿題で毎日声に出して詩を読む“読み声”というのをやっているのですが、今月の詩は最高でした。
なまけにんじゃ それはもうひとりのぼく しょうじたけし
ぼくのおへやのすみっこに なまけにんじゃがかくれてる
ぼくがべんきょうしていると なまけにんじゃのひくいこえ
ちょっとテレビをつけてくれ つづきまんがを見たいのじゃ
なまけにんじゃにさそわれて ぼくもテレビを見てしまう
ぼくがおそうじはじめると なまけにんじゃのひくいこえ
どうせまたすぐよごれるよ むだなしごとはやめなされ
なまけにんじゃがいるかぎり なにをやってもぼくはだめ
なまけにんじゃよおねがいだ はやくどこかへきえてくれ!
私は身体だけは大きく成長して大人になりましたが、どうも“なまけにんじゃ”は部屋の隅っこに今も隠れているようです。
仕事からプライベートまで、今すぐできることを、
『これは明日やろうよ。今日はおいしいもん食べて、ビールもたっぷり飲んでさ。たまには息抜きも大事だよ』
と背後でささやき、私に毎日“息抜き”をさせたがります。
そして、素直に従う弱い私(涙)。
コツコツ貯めた貯金の範囲内でおいしいものを食べたり、好きな洋服を買ったりというのは問題ないと思いますが、貯金もせずに借金でそれをしていれば、破綻するのは時間の問題です。
仕事や身体の健康も、信用の残高、知識と行動の残高、そして体力の残高を日々蓄えていかないと、気がついた時には修正不可能ということになりかねません。
インプット以上のアウトプットはできないことは誰だって知っているはずなのに、毎日自分に貯金をしていくという行為は、一度やめてしまうと衝撃的な体験をしない限りなかなか再開できないものです。
落ちるところまで落ちたら、後は上がるしかないとよく言いますが、“どこまで落ちたか”というのは人間誰しも見たくないので、いつまでも現状から目を背けてしまう。
でも、勇気を出して「原因はお前か!」と見てしまえばもう怖いものはありません。
後は、日々の貯金を再開して、自分に負けそうになった時にこの“なまけにんじゃ”の詩を思い出せばいいのです。 |